この話は、『DIYって興味はあるけど、道具をそろえたり作り方を調べることすらめんどくさい』『だけど自分好みの緑のあるキレイな家』に住みたい私・ポンみかんが、
- 節約のため
- 雑草の侵略を阻止するため
犬走りの砂利敷きを自分達でやってみて感じたことを書きます。
結果、DIYド素人の私達でもできました!
めちゃ大変でしたが・・・。
今回改めて調べてみて、私たちのやり方より
もっと安く!より簡単に!!
できる方法があることがわかりました。

失敗談も紹介するので、参考にしてください☆
犬走りとは?
犬走り(いぬばしり)とは、建物のまわりを囲うように作られた細い道のことです。
犬が走れるくらいの幅しかないことから、犬走りと呼ばれます。
雨水が跳ねて建物にかかり、建物が汚れたり傷んだり虫が建物に入るのを防ぐために作ります。
犬走りを砂利敷きにするメリット・デメリット
犬走りにもコンクリート敷きやレンガ敷きなど様々な施工方法がありますが、砂利敷きにすることのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット① 防犯対策になる
砂利敷きにすると歩くときに音が出るため、防犯対策になります。
より防犯性を高めるために、歩くと普通の砂利より大きな音の出る砂利もあります。
メリット② 水はけがいい
砂利敷きは他の施工方法よりも水はけがいいため、蚊の発生を防いだり建物の汚れを防ぐ効果が高いです。
メリット③ 施工しやすい
砂利敷きのために必要な材料はホームセンターやネットでも簡単に手に入るため、DIY初心者でも取り組みやすいです。



施工に失敗してもやり直しやすいですし、石を変えるなどイメージチェンジもしやすいです。
デメリット① 歩きにくい
よく人が通る部分は徐々に凹んでくるので、歩きにくくなります。
デメリット② 掃除がしづらい
枯れ葉などが飛んでくることもありますが、我が家では基本手で拾って掃除をしています。



落葉樹を犬走りの近くに植えているので秋は掃除が大変ですが、他の季節はあまり気になりません。
泥のついた靴で歩かないようにも気をつけています。
デメリット③ 動物がくる
他の施工方法に比べて猫などの動物が好む環境なので、糞をされたり穴を掘られることがあります。



うちは特に困ったことはありませんが、職場では猫の嫌がる音が出る装置や薬で対策をしています。
砂利敷きの犬走りDIYに必要なもの
DIYで犬走りに砂利を敷くため、以下の材料が必要です。
- 防草シート
- Uピン
- 砂利
- (レンガ)
- (砂)
Uピンは防草シートを固定するために使います。
レンガは犬走り部分から他の場所へ砂利が流れていかないようにするため、必要な場合に使います。
砂は整地をする際に土台を平にするために使いますが、無くても大丈夫です。
施工をするために、以下の物もあると便利です。
- 軍手
- はさみ
- トンカチ
- スコップ
施工手順
ざっくりとした手順の確認
施工の手順は以下の通りです。
- 整地
- 防草シートを敷く
- 砂を敷く
- 砂利を敷く
当時(3年半前)ネットで調べて↑上記のように出てきた(ハズ)なので私たちはこの方法で敷いたのですが、いざ生活してみるとまさかの草が生えるという事態が起こってます・・・。
なので、本当の手順は以下だったのではないかと思っています。
- 整地
- 砂を敷く
- 防草シートを敷く
- 砂利を敷く
「防草シートの上に砂なんて敷くの?」と旦那に言われ、
「だってネットに書いてあるよ?ほらココ!」
「砂に草なんて生えないでしょ!!(多分)」
「石を安定させるために敷くんだよ(きっと)。」
って返した過去の自分に言いたいです。
砂にも草生えるよって。


詳しい手順の説明
気を取り直して、詳しい作業の手順について書きます!
①整地~②砂を敷く
砂利を敷く場所の飛び出している大きな石を取り除き、整地します。
家を建てる際に地面を整地していて石を取り出すのが大変なので、必要に応じてスコップを使って取り出してください。



地面が凸凹だと砂利を敷く厚さによっては砂利が偏り、防草シートが見えてしまいます。
草も根っこからしっかり抜きます。
凹んでしまったところには砂を入れ、平らにしてください。
砂利の厚さを何cm敷くかあらかじめ考えておき、整地をしてください。
砂利が収まる深さを確保できない場合は、レンガを使って砂利が犬走り以外の場所に流れていかないようにします。
③防草シートを敷く
地面に防草シートを敷き、Uピンで固定します。
シートのたるみや隙間があると雑草が生えてくるので、大変ですがここは頑張ってしっかりとピンを打ってください。



シートが細長いから扱いにくいし、隅が浮きやすいから多めにピンを打ちました。
④砂利を敷く
お好みの砂利を敷いて、平らにしたら完成です☆
【体験談】犬走りのDIYをやってみた感想
うちは11月末に引っ越しをして、それから荷物の片付けをし、犬走りDIYをしたのは年末でした。
いつもギリギリ行動の私は、家が建ってからも「防草シートってどんなの買えばいいんだろう?」「この石かわいい~!!!」とか悠長にネットで調べていて、脳内はお花畑でした。
そんな時にホームセンターへ材料の下見に行ってビックリしました。
石って意外と高い!って。
しかも目安となる量が書いてあり、さらにビックリ。
こんなに使うのか!!と。
(見通し甘すぎですよね・・・・。)
砂利の厚さは最低でも3cm、標準で5cmくらいとの記載でしたが、犬走りが幅60cm×720cmと45cm掛ける720cmの我が家の砂利の必要量は・・・
約450kg~600kg!!!
駐車場の目地や庭の端にも敷いたので実際はこれ以上・・・。
これを事前に計算せず、せっせとホームセンターへ通いながら「まだ足りない!」「こんなに使うの!?」と言いながら、寒空の下地面に這いつくばって施工しました。



今だから言えるけど、普通に地獄だった!



好きにしていいって丸投げしてたでしょ!
休みの日を何日も潰したのと材料をたくさん運んでくれたのにはホント感謝しかないけど・・・。
約5日の貴重な休日を使って、犬走りと駐車場の目地の砂利敷きが完成したのでした。
DIY砂利敷きが少し楽&節約できる方法
私たちは必要な砂利の量を予め計算していなかったこととホームセンターで砂利を買う以外の方法を知りませんでした。
そこで近所のホームセンターで適当に材料を買って車で運んで施工をしたため、ホームセンターへ行く回数が増え、時間もかかりました。
しかし、造園店に砂利だけ運んでもらうという方法がホームセンターで袋単位で買うよりも安く、手間もかからないのでオススメです!



もっと早く知ってたら、うちもこの方法にしました・・・!
まとめ・犬走りの砂利敷きはDIYド素人でもできますが、意外と大変です。
簡単そうに思える砂利敷きですが、草取りや整地、防草シートを敷くなど意外と必要な工程があるということがわかって頂けたと思います。
私たちの体験が砂利の購入だけ業者に頼んだり、一部を防犯用の砂利にしてみるなど、皆さんの理想のエクステリア作りの参考になれれば嬉しいです♪
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